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【北海道バイク旅 vol.4】 北東海岸を巡り斜里郡へ by BON

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電車泊の朝

4日目の朝は、起きたら「電車内なんだ」と不思議な感覚だった。

まだ薄暗い時間だったが目が覚めて、外に出て空気を吸い込みつつ雨が降っていることに気づいた。

予報では良い天気のはずだったが、北海道では通用していない。

4日目となればそんなことも少し慣れてきたため、動揺することなくのんびりと朝を過ごした。

朝食はUL弁当のグラノーラ。

■マウンテンパーティー UL弁当

https://mountain-party.com

 

このUL弁当のグラノーラは水を淹れてしばらく待つだけ。

高カロリーが摂取できるだけでなく味も本当に美味しい。

焙煎してきたモカを淹れて、またちょっと贅沢な時間。

 

荷物を再度綺麗にパッキングし直しながら、雨があがる予報を信じてしばらく待機。

そうしているうちに雨も止んで出発の準備完了だ。

 

向かうは北東沿岸の網走

同じスペースで過ごした大先輩達もそれぞれの向かう先へ。

自分は斜里町のとあるキャンプ場まで。

この日は移動距離も少なく時間はたっぷりある。

まずは近くのセコマで、従姉妹オススメのホットシェフのおにぎりをチョイス。

興部から一旦向かう先は網走。

網走に向かう途中には大きな湖が3つくらいあったが、景色としてはゆっくり眺める場所には恵まれず、湖を横目に網走まであっという間に到着した。

網走と言えばアレですよね。

敷地内は写真もなかなか選ぶが基本はNG。

敷地の外ならと一枚自撮りしてみたがわかるかなぁ。

着用サングラス:RECOIL Dark Black Wood Matte x Opal Green Polarized

"網走監獄歴史館"の入り口前だけ。

ゴールデンカムイだとか色々あるのだろうが、自分にはあまり興味を深める事もなく、
従姉妹が教えてくれた今では数少ないアイヌの木彫りが購入できると言う場所を目指すことにした。

大広民芸木彫朔峰の店
所在地 〒093-0046 北海道網走市新町2丁目3−11
電話番号 0152-44-5583

 

残念な事に全国宅配はしていないとの事だが、確かに極繊細な木彫りの作品がほとんどで、今回購入したものも唯一バイクに積載出来るかなぁ…といったモノ。

友人のために現地でしか買えないお土産をようやく一つ購入する事ができた。

 

海沿いを走り、斜里町へ

網走を少し散策した後に、この日予定していた斜里町のキャンプ場へ早めにチェックインする事に。

道中は海を眺めながら、気持ちの良いツーリング。

斜里町付近からは、遠くに知床連山が見えて思わずバイクを停めてカメラを手にした。

網走からは40分程で到着できた斜里町の"クリオネキャンプ場"。

ここはバイクツーリングのライダーが集う、ちょっと有名なキャンプ場みたいで、
自分も色々と調べていた中で必ず泊まってみたかった場所だった。

クリオネキャンプ場
所在地 〒099-4147 北海道斜里郡斜里町西町4
電話番号 080-4950-6904

 

自分はフリーサイトでテントを張ったが、バンガローや写真にあるような小屋みたいなスペースがある。

この小屋は、疲れたライダー達がテント関連を出し入れせずに泊まれるため、人気でした。

 

この旅の最初のキャンプ地で出会った、ご年配のライダーさんと再会したり、キャンプ場に泊まると割引価格で入れる温泉では、面白いスタイルの旅をされている方と出会い長風呂になり危うくのぼせてしまうところでした。

少し変わった泉質の様な気はしましたが、毎日温泉や銭湯にゆっくり浸かれるのも旅の醍醐味だなぁと実感しました。

この時間からは知床の方から吹き降りる風が心地良く、テントの外でビールを飲みながらしばらくのんびり。

ようやく本当の意味でゆったりと北海道を体感することができた。

キャンプ場からも山が望めて景色も良く、とにかく幸せだったなぁと思い返してニヤニヤです。


食欲そそる毛沢東スパイスチキンサンド

陽も落ち始めて、この日の夕食のホットサンド作り。

この旅に来る前から色々と調べて試作していた、夜のビールのお供としても、朝のスパイシーとしても食欲をそそる"毛沢東スパイスチキンサンド"だ。

 

この日はセコマのザンギをチキンとし・・・

たっぷり盛って・・・

更に盛って・・・

挟んで焼く。

外す事の無い毛沢東スパイスチキンサンド。

カラシマヨネーズ味で、簡単で美味しい夕食となりました。

 

陽も沈み、とにかくゆっくりとした時間が続く。

熊除け代わりにスピーカーで音楽を聴きながら、気付けばシュラフに入り眠りについていた。

疲れは特に感じていなかったせいか、夜に目がさめて心配になる程の強風が吹き荒れ
「テント大丈夫か?」と心配になったが、再び睡眠をとる事に成功し、この翌朝は穏やかで快晴といえるほどの最高の朝を迎える事となった。


ライタープロフィール

名前:赤木 "BON" 一聡

 

DANGサポートフォトグラファー。
こだわりのギアで、釣り、バイク、キャンプなどを楽しんでいる。

INSTA:@hvtbon